新冠・北広島(北海道)にて田中組とのSUPPOTデモ走行会を実施しました
ソミックトランスフォーメーションは、北海道札幌市の老舗総合建設企業である株式会社田中組(北海道札幌市、以下田中組)と共に、新冠・北広島の現場にて2022年8月1日から2日にかけてデモ走行会を実施しました。
■取り組みの背景
当社では2022年4月4日より、建設現場で作業者の負担を軽減する作業支援ロボット「SUPPOT」のレンタルサービス提供を開始しました。現在は事業所所在地の静岡県浜松市を拠点として、西は愛知県名古屋市・東は静岡県富士市のエリア内でレンタルサービス提供を行っています。また、エリア外でもSUPPOT宣伝機会創出のためのデモ走行会を実施しています。
一方田中組では、創業110余年の歴史と伝統を活かし建築・土木の両分野で地元総合建設企業として活動する傍ら、i-Construction・DX推進にも積極的に取り組んでいます。両社のニーズが合致したことで、今回のデモ走行会に至りました。
■デモ走行会の様子
1日目は、北海道新冠郡にある縦断管渠(かんきょ)の施工現場にて、田中組と関連企業様向けにセミナー形式のデモ走行を実施。雨天にも関わらず約20名の方にご参加いただきました。今回は特に人力での運搬機会が多い砂袋を積載したデモ走行を実施しました。
2日目は、北海道北広島市にあるボールパークへのアクセス道路の施工現場にてデモ走行を実施。実際に現場で使用しているリヤカーを現地部品で連結し、資材運搬作業の自動化を試みました。
両日とも積極的に現場の方々と意見交換させていただき、「ロボットが現場の監視をして、現場監督のいる事務所と繋いでくれると便利」「災害時対応モードがあると長期間でのレンタルがイメージしやすい」など、今後の商品開発にも関わる貴重なご意見を伺うことができました。サービスエリア内はもちろんのこと、今後もエリア外でのデモ走行会を積極的に実施していきます。